僕の唯一の制作コンセプトは「竹の道具」です。
竹はかつて道具として活用されていました。
竹は現在、放置竹林や竹害として、迷惑な存在として扱われてしまうことが多いですが
その実、道具や建材、庭木としても多様に顔を持ち、様々に生活を助けてくれていました。

そんな竹本来の魅力や強みを模索し、
道具として、生活や仕事に活用できるように
お届けすることを目指しています。
アプローチ出来る幅は広く、様々な素材の掛け合わせも取り入れ
竹を使うことの魅力を掘り出しお届けしたいと活動しています

竹材
竹は使用することで、結果として放置竹林は整備され環境は整います。
土に還るクリーンな素材で
負荷なく使用できるエネルギー資源であり、使うほど環境改善にすら貢献できます。
道具とは
語源は道の具、仏具のことを、仏の道の具から来ているようですが
その道の具、それは物を作る時の工具にも当てはめられるようになりました。
僕の解釈は生活用具、即ち(生きる道の具)も全て道の具、道具として当てはめています

「生きる為の」というと幅は広がり
少し無理はありますがファッションも、芸術も、アートでも当てはまることになりますが
その中でもやはり、イメージ通りの道具を、仕事で使う物や日常的に使う物を特に重視しています。
道具を作る理由
は竹を使いたいからです、上でも触れましたが、使うことで竹林は蘇ります。
竹は継続可能という、環境負荷やら矛盾を極限まで減らすことが可能だと思うので手掛けます

生活に必要なものとして、道具として、
様々な物を手掛ける理由、試行錯誤をする理由、オーダーメイドを受ける理由、現代の形を模索する理由は
皆様に使っていただきたから
そんな想いの元、制作と活動をしています。
固苦しい文章を最後まで読んでいただきありがとうございました
これからもよろしく願いします。