プロフィール

井上湧

2002年生まれ

長野県伊那谷育ち

幼少期から手仕事の職人に憧れ 木工を中心に遊び

14歳の時、竹細工に出会い 主に九州地方で職人さんにお世話になり技術を習得

現在;長野にて制作販売 

 

かつて青竹細工の製品が普通に使われていた時代に生きた職人さんの仕事を覗き見るため各地を巡る

 

竹林資源の活用、竹と食、竹と農、竹と生活、を課題に「竹の道具」をコンセプトに竹細工職人として長野県にて活動中

ひとこと

竹細工の技術のほとんどは九州地方に伝わる技法を、複数の先輩方にお世話になり、手ほどきを受け、習得

青竹細工にはその土地の文化によって地形によって出来た形がありますが、取得した技法は九州、西日本寄りの為、技術と形はそちらになりましたが、長野の形や長野ならではの実用性なども掛け合わせ、現代ならではの日本の竹細工、井上湧の竹細工をしていきたいです。

井上湧

2002年東京都生まれ、生後すぐに両親に連れられ田舎で自給自足暮らしをしに長野県へ移住、長野県下伊那郡で育つ、自ら意思で小学校へは行かず家で農業をし、木と遊び、自然の中で兄弟と共に育つ、自身の遊びは木工が主で幼少期から手仕事の職人に憧れていた
14歳、竹細工に出会ってから主に九州地方で職人さんにお世話になり1ヶ月、2ヶ月と通いながら技術を習得 
竹細工の技術を取得しに大分の師匠の元へ半年間滞在した後、「青竹細工TIKUYU」として制作した物の販売を開始、初めは身の回りから徐々に範囲を広げながら「竹の道具」をテーマに活動

職人巡りかつて青竹細工の製品が普通に使われていた時代に生きた職人さんの仕事を覗き見るため各地を巡り、竹の可能性の模索と、無くなってしまう前にと技術と文化と職人を目に焼き付け、技術を受け継ぎ、新しい形に落とし込み作る「現代の竹細工」を志す。農家で育ったこともあり、農業で使われる竹細工「荒物」と呼ばれる竹細工を意識する中で青竹細工職人を巡るに至る。
青竹細工は地域に根付く竹細工、よって農業と結びつき、食とも結びつく、道具としての竹細工の原型がそこにあります

青竹細工地域に根付く竹細工、竹を切り緑のまま使用する方法を青竹細工と言いますが、僕の住む地域では真竹の事を「青竹」と呼びます。僕の故郷が長野である限り、僕の竹細工は全て青竹細工と僕は呼びます。先にも書いた通り、緑のままで細工をする場合はもちろんですが、僕の竹細工は革と合わせ、木と合わせ、晒し竹といい油抜きをした竹も使用しますが、それも含め青竹細工と名乗ります。

竹の道具竹はかつて道具として活用されていました。

竹は現在、放置竹林や竹害として、迷惑な存在として扱われてしまうことが多いですが

その実、道具や建材、庭木としても多様に顔を持ち、様々に生活を助けてくれていました。そんな竹本来の魅力や強みを模索し、

道具として、生活や仕事に活用できるように

お届けすることを目指しています。

アプローチ出来る幅は広く、様々な素材の掛け合わせも取り入れ

竹を使うことの魅力を掘り出しお届けしたいと活動しています

2016;竹細工に出会う

2019 ;製品販売を受注で開始

2023年 3月東京都国立市(世界のかごカゴアミドリ)にて初個展

2023年 10月〜中川村にて新工房開設〜TIKUYU開業