個展を経て

カゴアミドリ国立or松本2店舗で
初めての企画展それも巡回展にて
〜竹の道具〜を開催させていただきました

〜竹の道具〜

国立展の店内の様子

松本展の店内の様子

井上湧、人生初めての個展で
わからないことばかり。

以前からご提案をいただいていたのですが、
20歳を目処に個展を一度出そうということで
ずっとお世話になっていたカゴアミドリ(https://kagoami.com/)店長の伊藤さんと相談して手取り足取り教えていただきながら
企画を運ばせていただきました。

秋から準備に入り、個展に向けての新たなものも含め

今の僕の竹細工をいうのをできるだけ多くみてもらえるように
そして次につながるようにと
種類豊富に制作してみました。

元々仕事さえあれば夜まで詰めてやってしまうタイプですが

今回は気合い入りまくりw
2店舗分合わせて約300点(30種類以上)制作しました。

次につながるようにと、普通体験できない企画のこともさせていただいて
写真は栗田萌瑛さん(https://www.instagram.com/moekurita/)にとって頂き、その現場もお邪魔させていただいたり
文章も書いてみたり、題名も考えたり、まあとにかく、自分にとってはすごい経験でちゃくちゃ楽しい半年でした。

〜笊〜

僕の竹細工で笊というのはかなり初期から課題というか、目標というか
大きなものでした(あまり自覚してませんでしたが考えてみれば、、)

今回そんなことを読み取ってくださり
笊というのを一つのテーマにしています
もう一つのテーマ、道具(こっちはバッチリ自覚していますw)
道具として竹を使うのに笊は欠かせないのです



さて、本題

個展を経て、浮かれたり、落ち込んだり、今の限界も希望も失敗も成功も見えて
自分の力よりいかに支えていただいて生きているかを実感して
本当に様々なことを学びました
この先作りたい物、したいこと、
そんなことも考えたりしました

先に唐突に笊のことを書いたのは
僕の竹細工が案外笊にかなり影響されていることと
意識の中に伝に笊が存在して、笊を作りたかったことがあるのですが。

作りたい物はやっぱり道具、
そして笊。
笊を作っててももしかしたら大丈夫なのかも
と思った個展でもありました。
笊って笊でしかないっていう考えがどうにも染み付いていたのですが
笊って案外、使用目的は籠の中でも案外多くて魅力的だったりするんです。
それを活かせる自信も伝えられる自信も普及させる自信も
全然なくて、僕自身真っ直ぐにみれていなかったのですが。

今回、多くの方に求めていただき、ご評価を頂き
笊というものの魅力を伝える側のはずだった僕自身がむしろ見直したりもしました。

僕の世代はいわゆるZ世代です。思考も含めて
ネットショップでなんでも買えて、仕事もできてという社会が全く違和感なく普通にあります。

僕も今までSNSのIGやFBまたこのHPからご注文をいただくことがほとんどで
直接触って選んで頂くということがほぼありませんでした。

ネットはすごくてネットがなければ今の生活も、僕の竹細工を見ていただけることも
範囲はすごく狭まり、希望もあまりなかった気がします。
それでも今回すごく感じたのはやはりリアルが一番ということです。
見て触れて、良さも悪さも感じてくださることがありがたいですし嬉しいということ。

だからと言ってネットでの受注をやめたり、ネットショップの試みを捨てたりする気は毛頭ないZ世代です。(笑笑)


できれば、全国で各地で企画展をして回れるのが僕の理想だなと思いましたが
それ、いつやるの?そんな時間どうやって作るの?と言う現実も(笑)
いや、時間は作れますが、その分制作量は減ります。うーん、、、でもやりたい!

なんて、思ってみたり。

自分の今の限界も、一人の限界も見えてしまったり
たくさん応援を頂いて、ここまでこれて、異常に良くでき過ぎてむしろ不安になって
企画展は最初が一番不安で怖いから、
一回やってみたら大丈夫!なんて思っていた過去の自分を100%否定したかったり。

それでも
どれだけ、応援していただいているか、どれだけ助けられているか
希望があるかも感じて。
やりたいことも、作りたい物も、増幅しまくっています。

まずは
地元、飯田近辺で、
また各種類を制作して個展をして地元の方々にみていただきたいです。

まずは

本当にありがとうございました!
ご協力いただいた方々、ご来店くださった方々、応援してくださった方々
そして僕をここまで連れてきたくださった方々に
ありがとうございます
今後ともよろしくお願いいたします!

話は変わって固くなったところで僕の願望コーナー
言霊とも言いますしw

工場を作りたいです。簡単なギャラリー付きの、、

竹藪を竹林に環境整備をしたいです。

晒し竹を生産できるようにしたいです。

各地で企画展がしたいです。

海外にも行きたいです。(いきなり関係ないやつ)

なんだかんだ、やりたいことが多すぎて
時間が無さそうです。

でも、ヨコノリはします!遊びます。
人生楽しんだもん勝ち

まだまだあるんですが、この辺で


有言実行しなければ、


力を貸してください、、

青竹細工TIKUYU
井上湧 / inoue waku

1件のコメントがあります

  1. galleryKEIAN 堀 惠栄子

    湧くん

    遅ればせながら、個展の成功おめでとうございました。
    伺うことはできませんでしたが、インスタを拝見していて、沢山のいい出会いがあったのだろうと思っていました。
    作品の点数、質も素晴らしかったですね。
    そして、
    これからの目標、希望を拝見して、ますます今後のご活躍が楽しみになりました。

    お父さま、お母さまはじめご家族も喜んでいらっしゃることでしょう。

    また、是非機会がありましたら、ギャラリーでもご紹介させてください。
    そして、竹細工を続けて、今後は湧くんが次の作り手達の目標になって下さることを願っています。

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